2009年08月08日

未完成の芸術はランボルギーニ・ミウラだ!!

暑い毎日を暑いガレージ内で過ごす私・・・・・
熱いイベントAce-High Only One Wildmanはまだまだ続いておりますので、お盆WeekはぜひArea-1 Garageまでお越し下さいませ。大変暑い中、大変な変態とのひと時を過ごしましょう。限定ポスター以外にもTシャツなんかにサラっとサインもしていますので、汗かきの方はぜひ2枚Getして下さいませ。

又、イベント開催期間中の週末、土日はPinstripe Challengeを開催しております。Pinstripe初心者の方や技術的な質問等がある方はWildmanが無駄話と共に的確なアドバイスをいたしますので、ご興味のある方は遊びに来て下さいな。無駄話がメインとなってしまった方は諦めて下さい・・・・・・

そして暑いので、唐突にランボルギーニ・ミウラであります。自称スーパーカーマニアのWildmanが認める3大スーパーカーの内の一台なのです。

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三浦じゃなくってミウラというクルマの存在を知ったのはスーパーカーブームが起こる遥か前、ついこの前の昭和44年頃、マッチボックスのミニカーを手にした時でした。「なんてカッコイイクルマなんだろ、もっとカッコ良くしちゃえ!!!」と手持ちのデカールをベタベタと貼って仕上げたのがこの一台です。意味不明のロータスのデカールはともかく、何とビックリMoonのデカールが貼ってあるではありませんか。将来を案ずるワンオーナーのこの一台、40年前にタイムスリップ出来るのです・・・・・

それはともかくランボルギーニ・ミウラというのは時代の先端を行くメカニズムとカッコ優先で仕上げられた「偉大なる未完成車両」というのが現代のクールな目で見たミウラの実態なのです。まあ6〜70年代のスーパーカーなんてどれも似たり寄ったりですが、ミウラが凄かったのはあのカッコだけで、世界中のマニアやお金持ちを虜にしてしまった事ですね。

ファッションで作ったミッドシップはどうにも困った操縦性を生み出してしまい、世界中のミウラ・オーナーが怖い目にあったり、大事故を起こしてしまったりと、まさにあらゆる意味でミウラはスーパーな存在なのです。

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’66年にこのオレンジ色のプロトタイプが発表されミウラは大反響を呼び、オーダーが殺到してしまいました。まだプロトタイプがまともに走らないような状態のうちに「もういいや、コレ売っちゃえ」という社主の判断により、ミウラは未完成のテスト車量のような状態で次々とデリバリーされて行ったのでした、いい時代ですね・・・・

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ミウラの基本デザインは突然思いついたものではなく、開発者が「公道を走れるフォードGT40を作りたかった」というコンセプトによるもので「そういえばミウラはGT40にそっくりだな」というのは子供の頃からミニカーを見てずっと思ってました。本当にミニカーって勉強になりますよね。ガバっと開く前後カウルやミッドシップのレイアウトは60年代最先端のレーシングカーGT40そのものですが、ミウラはサーキットで走るのではなくお金持ちが平民に見せびらかすのを主な目的として?作られてしまったので、室内を広くするためにV12エンジンを横置きにしてしまったのが、縦置きミッドシップであるGT40との決定的な違いでした。GT40はレーシングカーなので居住性云々は二の次でしたが、ミウラは「室内が狭い車じゃセレブが嫌がって買ってくれないぞ」という決定的な理由により、いろんな問題をかかえつつも変態的な横置きレイアウトを選んだのでした。

これによりキャビンはとっても広くなり、デザインも優雅な物が出来ましたが、乗ってみると問題だらけのあらゆる意味でスーパーなクルマとなってしまいました。商売としては成功したミウラでしたが、開発者にとっては特に初期のモデルは未完成の物を売ってしまった感があり「プライドに傷がついてしまった」そうです。でもね、いいんですよカッコいいんだから、車はカッコです!!カッコが一番なのです。フジ・キャビンもニッケイ・タローもミウラもみんなカッコイイんだから!!!スタイル良ければ中身は二の次というのがWildman流の自動車論なのです。

ということで今回も1960年代に作られた当時物ミニカーにてお勉強です。ミウラは人気者だったのでミニカーでも各メーカーによりたくさん作られましたが、たくさんありすぎるので今回は絶版ミニカーとしては一番人気の2台をご紹介します。

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数年前ヤフオクで大ブームになってしまい、バカみたいな値段で取引されてたのがフランスはsolido社のミウラであります。(みんな、あんな値段付けるなよ、コレそれほど珍しいもんじゃないよ!)ごらんのように素晴らしいプロポーションで前後カウルとドアーが開き前輪がステアするアクションも持っています。カウルのエッジが効き過ぎてますが、それは芸術的なデフォルメなので最近作られたミウラのミニカーなんかとは格が違うのですな!!

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solidoのミウラで面白いのはパッケージが3種類あった事ですね。平べったくて「道路を走ってる風」のが人気で、普通の四角いのがアメリカ仕様パッケージ、最終型はウィンドウ・パッケージになっていて中身が見えるのです。これらを全部揃えるのも変態コレクションの楽しいところなのです。

Miuras-006.jpg

そして本国イタリア製のはPolitoys社のミウラです。60年代、後発メーカーだったPolitoysは、他のミニカーメーカーに追い付き追い越せといった感じで、次から次へと多数のアクションを持ったミニカーを開発してました。開くところは全部開け、シャシーにはドライブシャフトやデフまで付けちゃおう、という飛び道具満載のメーカーになってました。ミウラはその真骨頂のモデルで6アクションを備えるといった超過激モデルになってました。

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前後カウル、リアトランクフード、両ドアーの各パネル開閉はいいとしてボンネットのエアパネルを開くとそこには給油口がこんにちは!!という感じです・・・・サイドミラーやスペアタイヤ、エアクリーナー、ミウラ独特の丸い軽量穴を開けたフレームまで再現され「どうだ!!見たか!!ざまあみろ!!やるだけやったぞ」という製作者の声が聞こえて来そうなスーパーカー・ミウラにふさわしい傑作モデルなのです。

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ビンテージ・ミニカーは製作者の感性の違いが出て、本当に面白いですよね。何度も言いますがこれはアートなのです。

未完成スーパーカーの芸術、ランボルギーニ・ミウラはミニカーになってもやっぱり芸術なのでありました。
posted by ワイルドマン at 09:23 | 神奈川 曇り | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
やっぱりそうなんだ〜真横からの姿はフォードGT40そのもの!
子供ながらにカッコイいなぁとミウラは好きでした‥そんなダメ車とも知らずに‥そこはミニカーで所有するのが正しいのでしょう?
でもカッコイいですね!!
Posted by せきはら【ハッチュウスミ】 at 2009年08月09日 10:02
ミウラがダメダメならイオタもダメダメですか?
イオタって本当にあったんでしょうかね?
石井さんの事ですから、イオタも持っていらっしゃるんでしょうか?
請うご期待・・・で、次回に続く?
Posted by 岩井 康資 at 2009年08月13日 20:04
とにかくモデル化が難しいスタイリングのようで、メーカーの力量と
個性がストレートに出ますよね。

現代のMINICHAMPSは、ワイパーの処理が好きになれません。
はるか昔のSolidoより優れているようには、あまり感じないです。
とはいえ、Solidoのプレミアム価格についてのご指摘は、私も
常々そう思っていたので、溜飲のさがる思いです。
パッケージとボディカラーによりますが、Politoysのキレイな
個体を探すほうが大変じゃないかなぁ。ホントに「凝りすぎ」な
ところが最高に面白い力作ですよね。

DinkyのFORD G.T.が登場しているので、FORD GT40特集を
勝手に期待しております。

おっ、本日の横浜は、三浦が完投勝利をあげていますね!
Posted by ヨウ at 2009年08月13日 23:18
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